神殺しの聖マリア【専門用語解説① 】

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CSS .

――君は神奪者に興味があるか？

国のヒーローになってみないか。

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　⧉ 企画元
　→ 神殺しの聖マリア

　⧉ 桜子様
　→ とても上品な、且つ見やすい素敵なCSSを配布していただきありがとうございます🙇
　『 Bang Color!【CSS配布】』様より「 5.Lock. 」をお借りさせていただきました。

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　∫用語一覧説明

… 全国妖力適正診断 - (ぜんこくようりょくてきせいしんだん)
　└ 突如として全国で開催が決定された政府開催の妖力適正診断。開催場所は多岐に渡り、校舎、会社、病院など様々な場所で行われた。その診断は、妖力があるか、神奪者として戦闘を行えるかを見極めるためのもの。
　密室空間に通された後、政府関係者、診断者の二体一の密室空間で特定の写真を数枚見せられる至極簡単な診断内容。時間も特別必要とせず、五分ほどで終わる診断内容。同時刻、全国で行われ千に近い数の人間の選別が行われた。それらの人間を通称神奪者(詳細は以下。)と呼ぶ。 (→ 妖力とは。……極一部の人間に備わっている第六感のこと。古来から人ならざる者を物の怪、妖怪、あやかしと呼び人間社会に絡みついてきた物の怪を視る・感じ取る力を一括りに妖力と呼ぶ。)

… 神奪者 - (じんだつしゃ)
　└ 政府によって行われた全国妖力適正診断の元から選別された人間のことを指す。神奪者の祖に陰陽師、もしくは関係者があたり人ならざる者(…当企画では幽霊ではなく物の怪のこと。)の姿を認識できる、また物の怪と縁を結ぶことが可能とする妖の力を備えている者でも極一握りの上位の者が集められている。神から力を奪う者と書き神奪者と呼び、その通り堕神(詳細は以下。)から力を奪うことを生業とする。
　才に光り、神奪者に選ばれた場合常時深刻な人手不足もあり拒否権はあるように思え、しかしなく、後日自宅に黒塗りのリムジンが送られる。そのため、神奪者をすることに非協力的な人間も多く存在する。そのまま半年に渡る戦闘訓練(筆記・実技の両方。)を行い戦場へと送られる。神奪者になった暁には、命を預かる代わりに莫大的な金銭と共に自宅(家賃不要。)や家具、武器を渡される。そんなことから、突如として日常が非日常になる者も多い。
なお、彼らは神奪者とも呼ばれマリアとも呼称される。国家転覆を防ぐため、命を掛けて国の剣、矛、砦となっているため、民間にはマリアと指されることが多い。

… 物の怪 - (もののけ)
　└ 神奪者のバディとなる存在。妖怪ではなく物の怪と呼ぶ。大きく人間に好意的な者、悪意的な者に別れ協力していただいている、もしくは協力させている。堕神と対峙するにあたり人間と比べ強力的・通用する力を持ち、妖力を通して視る存在。日常、山奥、海、様々な場面に潜む存在であり、物の怪とは人間に共通で化けることを可能とするため古来より街中に降り人間の集団に馴染み生きらえてきた者も多い。
　物の怪によっては妖力で視ることができる一定の場所で潜んでいる者、もしくは姿形を一時的になくし封印されている者に別れる。一定の場所で潜んでいる者には友好型が多く、彼らは話し合いという形で1組のバディを生むが、封印された者は政府関係者同伴の元神奪者が封印を解き好条件もしくは脅しの形で悪条件を提示しバディになっていただく、させるという形で1組のバディが生まれる。
　物の怪につき(※)一つのみ術的なものを扱える。
　

… 堕神 - (だじん or だしん)
　└ 堕ちた神と書き堕神と呼ぶ。その名の通り、堕神とは本来は人を愛し人を見守る存在である神が神力を使用し不逞や狼藉を振舞う、一般的な神とは真反対な存在。人智、人力を超越した力を扱って人間に危害を加えようとする、もしくはかき乱そうとする。突如として250年ほど前から堕神が存在を見せ、当時は陰陽師などが対応し荒ぶりを鎮めていたが第二次世界大戦後、彼らは堕神としての強さを見せつけるように再度出現。それに対応するべく数々の話し合いの末政府に「堕神防衛対策課(だじんぼうえいたいさくか) 」を立ち上げ神奪者が国家を守ってきたが( …その存在は昭和から確認されている。 )ここ数年にして過去の非にはならない程の力を蓄え暴走が始まる。
　強さによって階級付けされており、それぞれ『 Easy 』『 Bother 』『 Hazard 』『 Menace 』と四つに振り分けられる。

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　階級 … Easy
　└ 些細ないたずらを好む神が多く振り分けられた階級。日常に潜み足を引っ張る、髪を解くなどの幼児のような些細ないたずらを繰り返す。しかし、時折些細ないたずらが大事故へと繋がることも定期的に起きてしまう。大抵が話し合いで解決でき、暴力沙汰に運ぶ前に姿を消してくれる。堕神に振り分けられるが、どちらかというと話し合いで解決が可能な友好的な部類に振り分けられる。

　階級 … Bother
　└ 動物神が多く振り分けられた階級。さして力は持たないが、動物の力が猛威を振るう。人間嫌いが多く、最も牙を剥けてくることが多い。物の怪の力を借りずに神奪者が持つ武器単体で無力化することが可能。しかし、野性味が強い個体が多いことから油断はならず油断が大怪我へと発展する。

　階級 … Hazard
　└ 最も人神が多く振り分けられた階級。思考が回り、また同時に実力も備えている神が多く、人間に化け人間を騙す、また人間的思考を理解しているため特有の戦いにくさを持つ。喋れる個体が多く存在し、甘い言葉で誘いこむ、もしくは生前で同情を誘うことを得意とする。大抵は結(詳細は以下。)で無力化することを可能とするが、恨みが募り莫大的な力を隠し持っている個体も存在する。少しでも力を抜く、また侮ったりすると簡単に足元を掬われてしまうため、警戒を持って接しなければならない相手。

　階級 … Menace
　└ 最も危険性が高く、脅威的な人智の力を持つ神が多く振り分けられた階級。龍神や鬼神など伝説的などの人の姿を持たない堕神も存在すれば人のような姿を持つ八百万など名の知れた堕神が立つ。神具(詳細は以下。)、結を使用してもなお無力化が不可能となる神々であり、無力化するには数多くの歴戦を潜り抜けてきたバディが20組以上揃わなければ力足らずで不可能。神力を使用し異常現象を起こすことを得意とする堕神が多い。一体の無力化を行うのに対し数多くの時間、神具が費やされる。そのため、力で慢心になる堕神も多く、力の見せしめに人間に対し脅威を振るう個体が多い。

… 神具 - (しんぐ)
　└ 堕神の拘束・無力化を可能とする器具。神社で売買される通常的な札と同様の見た目をしており2種類の札が存在する。拘束用、無力用と別れており、札を堕神に貼り付けるだけの簡単な作業。しかし、堕神が強力であればあるほど効き目は薄く、拘束時間、無力時間が短くなりやすい。主に上位の堕神に使用される。
　◎ 神具(拘束用)とは神に対する拘束手段であり、札を堕神に貼り付けることによって瞬間的に拘束することが可能。しかし、堕神の階級が上がるにつれ効き目、拘束時間が短くなっていく。
　◎ 神具(無力用)とは神に対する抵抗手段であり、札を堕神に貼り付けることによって一時的に力の一部を奪い取る――弱体化させることが可能。しかし、堕神の階級が上がるにつれ効き目、拘束時間が短くなっていく。

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…神具-終- - (しんぐ-しゅう-)
　└ 唯一堕神を完全に無力化し、力を奪い取ることを可能とする特別な神具。星印が描かれた特殊的な札で、堕神を中心に配置した後五枚(星印の突起部分となる。)を地面に貼り付け結界で囲いあげることにより日本に脅威を振るう堕神の神力という神力を奪い取り、ただの無害な神とさせる。――正しくは悪感情を吸い取り、神としての力を封印する札。
　様々な特別な仕様で作成されているため、最も入手困難な札であり、一バディにつき政府から月に十枚のみ支給される。無駄遣いが許された話ではなく、使用するにあたってかなり思考を練らなくてはならない。場合によっては、裏で神奪者同士によって高額な価格で売買されることがあるが、政府に取り占められている。

( ↑ 赤丸の箇所に札を貼り付ける。 )

… 結 - (ゆい)
　└ 物の怪内部に収納されている武器。人間とバディ関係を結ぶことにより、物の怪の中に秘めていた想い・思考が武器として現れる。また、それらが武器の形・強度などに関係しており変わってくる仕様。(…刀、剣、銃、弓――etc.)上ランクの堕神に対し攻撃を与えることが可能となる武器・手段であり、物の怪当人に文様を与えられた人間ただ一人が触れ操ることが可能。(物の怪当人を除き。)
　明確と姿形が表されているわけではなく、背景なども映す透き通った透明的な品物。火を吐く、風を起こす、雷を落とすなど特殊的効果は力の強さ関係なく持たない。

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　… ▻憑依◅ - (ひょうい)
　バディである人間と物の怪の相性が極端に良い者に起こる現象。結と同じく上ランクの堕神に対しての攻撃手段であり、そして強い威力を誇る。魂を呼び起こし、二人の精神・相性・意識が完全に一致した瞬間に妖力が強く共鳴し、互いを引き寄せることによって物の怪の力(意識)を人間へと乗り移すことができる。
　… 一体型、共有型に別れ、一体(いったい)型とは物の怪の魂命が神奪者の口から入り心臓に宿り、人間の体そのものを器とする憑依方法。完全に二人の意識、力全てが一体となり、その有する力は共有型を遥かに超越し、物の怪のレベルによってはMenaceと一瞬でも互角になれるような脅威的な力を手にすることが可能。身体的・性格的特徴に物の怪の要素、特徴が出やすく、器となった神奪者に牙が生える、翼が授かる、好戦的になるなどバディ(物の怪)と一体化したことをありありと示す。しかし、代償は過度に大きく、物の怪が上ランク(大妖怪)であればあるほど神奪者(人間側)が莫大的な力に耐えきれず命を落とすことも数多く、歴代の特級的なバディとして知られる存在も命を落としてきた。また、一瞬でも互いを結びあっていた意識が解けたら暴走し堕神と似たような存在になる可能性も十二分に含まれている。(…一体型では物の怪の術を使用することが可能。)
　共有(きょうゆう)型とは、物の怪と神奪者の力、身体能力を繋げた憑依方法。一体型と比べ威力が下がる点はあるが、互いに意識を繋げ意思疎通を行えるため大事故に発展することが過度に少ない。武器、結無しの体術のみでHazardと互角になれる強い力を有し、強い力を有する戦闘要員が二人いるという利点が生じる。また意思疎通を取れるため一体型より戦場を動き回りやすい。デメリット自体も比較的少なく、一時的な体力の大幅なダウン、体調不良、失神、最大で骨折にいたる。しかし、共有型のデメリットで大きく出るのは一体型と比べかなり威力が劣ること、そして痛みの共有である。

（以下専門用語解説のリンク。
神殺しの聖マリア【専門用語解説② 】

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